川の浸食によるダイナミックな景観の名勝・ 天然記念物「厳美渓」など、旅人を魅了する見所が豊 富にあります。
十和田湖が決壊し、出来たのが奥入瀬渓流。 14Kmに続く渓流には14の滝が存在し、約300種類の 苔が生息しています。
「三段紅葉」とは「山頂の雪」と「山の中腹の紅葉」、そして「麓の木の緑」が一度に楽しめる光景のことを言い、白馬岩岳の名物となっています。「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は、日本国内では数か所でしか見ることができないこの「三段紅葉」の絶景を見ることができるテラスで、白馬の山々を一望できるスポットです。紅葉の見頃は10月中旬から下旬の間。三つの色が織りなす美しいコントラストをご堪能ください。
長崎県島原市内には60カ所以もの湧水があり、「水の都」とも呼ばれています。「鯉の泳ぐまち」は湧水からなる市内の水路に錦鯉を放流し、地域住民の方々によって美しくたもたれています。紅白、三色、黄金等の様々な錦鯉が昔の城下町の面影を残す美しい水路の中で泳ぐさまはとても情緒があります。
雲仙市南串山町は丘陵池で低地が乏しかったため、丘陵に沿った形で畑を作る「棚畑」が広がる独特の景色が広がっています。「棚畑展望台」ではこの整然とした棚畑約800枚が一望できるフォトスポットとしても有名です。長崎県だんだん畑10選に選ばれたこの棚畑では日本で有数の生産量を誇るじゃがいもが栽培されています。
愛知県には「日間賀島(ひまかじま)」「篠島(しのじま)」「佐久島(さくしま)」と3つの離島があり、名古屋から日帰りで行ける島として知られています。日間賀島は「たこの島」として知られ、町の至る所にたこのオブジェクトがあり、様々なたこ料理を食べることができます。一方「篠島」は鯛とふぐの島として有名で、「御幣鯛(塩漬けの鯛)」を毎年伊勢神宮に奉納するなど、伊勢神宮ともゆかりの深い島です。
茶葉生産量の約4割を誇っている京都府の中でも山城地方は日本茶の高級ブランド「宇治茶」の産地として有名で、この地方の谷間や丘陵には広大な「茶畑」が広がっています。「石寺の茶畑」は京都府の景観資産第1号にも指定されている他、日本遺産にも認定されている風景で、さまざまなお茶の話題には必ず登場する「茶畑の原風景」ともいえる場所です。
トロッコ列車はトロッコ嵯峨駅から亀岡駅までの7.3キロを約25分間で結ぶ観光列車です。山陰本線の旧線を活用したコースで8つのトンネルを抜けながら保津川渓谷沿いの雄大な自然をたっぷりと堪能できます。四季折々の風景を楽しむことができ、春の山桜や秋の紅葉などは特に美しく自然観光にもおすすめです。
「芦生原生林(あしうげんせいりん)」は京都府と福井県・滋賀県に接した由良川の源流部で、「美山かやぶきの里」として知られる京都府南丹市美山町にある4179.7ヘクタールに渡る広大な原生林です。「芦生の森」とも呼ばれる一帯は「京都丹波高原国定公園」として指定を受けており、入林時の人数などの制限があります。ブナの原生林や日本の原風景を見ることができる関西では数少ない貴重な原生林です。
お茶はおもてなしの席はもちろんですが、日本人の日常生活に根付いています。緑色の見た目や香りは気持を和らげ、食事の味を引き立てる役割もあります。 日本一のお茶どころとして知られる静岡県。お茶づくりに適した気候風土や高い生産技術などにより、全国の茶園面積の約40%を占めています。