「三段紅葉」とは「山頂の雪」と「山の中腹の紅葉」、そして「麓の木の緑」が一度に楽しめる光景のことを言い、白馬岩岳の名物となっています。「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は、日本国内では数か所でしか見ることができないこの「三段紅葉」の絶景を見ることができるテラスで、白馬の山々を一望できるスポットです。紅葉の見頃は10月中旬から下旬の間。三つの色が織りなす美しいコントラストをご堪能ください。
信州牛は長野県において生育される肉牛のブランドでリンゴを加えた飼料で育てられることから「りんごで育った牛」と呼ばれています。その肉質は柔らかく、香り高い優れた霜降りであることが特徴です。長野県内ではこの信州牛を使ったすき焼きを出す専門店が多数あり、長野県のすき焼きの代名詞となっています。長野旅行の際には是非ともいただきたい逸品です。
南知多は「天然とらふぐ」の産地としても有名で、渥美半島の沖合いは天然とらふぐの好漁場になっています。地元ではてっちりやフグ刺しをはじめとしたふぐ料理を堪能することができます。
南知多の島々は天然の漁港として栄えてきた歴史を持ち、たくさんの漁師たちが住む街です。各島には漁師が営む民宿が数多くあり、新鮮な海の幸をふんだんに使った料理が振る舞われます。潮風の香る港町での民宿ステイを満喫してみてはいかがですか?
「たこの島」と呼ばれるほど良質なたこが獲れることで有名な日間賀島では、たこの干物作りが盛んに行われており、干物作りを体験することもできます。たこのぬめりを取り、干しやすいように包丁で捌いてから天日に干すまでを体験することができます。
愛知県には「日間賀島(ひまかじま)」「篠島(しのじま)」「佐久島(さくしま)」と3つの離島があり、名古屋から日帰りで行ける島として知られています。日間賀島は「たこの島」として知られ、町の至る所にたこのオブジェクトがあり、様々なたこ料理を食べることができます。一方「篠島」は鯛とふぐの島として有名で、「御幣鯛(塩漬けの鯛)」を毎年伊勢神宮に奉納するなど、伊勢神宮ともゆかりの深い島です。
その昔に伊勢神宮を創建したといわれる倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が篠島を訪ね鯛を求められて以来、伊勢神宮と篠島の関係は千年に渡り続いてきました。その関係から篠島は慶長年間に尾張藩の所属になるまで伊勢神宮領でした。今でも狩りは続いており、毎年、「御弊鯛(おんべだい)」という塩漬けの鯛を奉納しております。また、塩漬けや加工をする中手島は今も伊勢神宮の御領地で、篠島と伊勢神宮の約束と伝統は変わらずに守り続けられています。
「えご」は「エゴ草」という海藻を煮溶かして固めたもので、新潟県などにも伝わる郷土料理です。冷蔵庫がまだなかった頃、海のない長野県では、保存性の高い海産物は、不足しがちな栄養素をとるための貴重な食材でした。新潟県から入ってきたエゴ草は、北信地域で売り切れてしまい、長野市や松本市の大きな町までほとんど届かず、長野県の北部を中心に伝わり根付いたといわれています。
「エディブルフラワー」は食用にできるお花のことで、英語で「Edible(=食べられる)Flower(=お花)」という意味がそのまま通称として日本でも定着しました。無農薬や低農薬でつくられて生でも食べられる種類の花を使い、料理やスイーツなどに添えて食べられることが多いです。白馬村ではエディブルフラワーの生産が盛んであり、多くのお店でエディブルフラワーを使った料理を出したり、エディブルフラワーのイベントを行ったりしています。白馬村での素敵な「花ごはん」はいかがですか?
日本の中部地方、そのほぼ中央に位置する長野県。海に接する地域のない内陸の県で、標高2000〜3000メートル級の山々が南北にのびています。 日本では古代から主食としてコメが食べられていましたが、寒さに強く痩せた土地にも適応するソバは、コメの不作時の備えとして古くから全国で作られ、親しまれてきました。 その中でも長野県ではソバの栽培が盛んで、昼夜の寒暖差が大きいことから風味の強いそばに育ちます。県内で生産されたそば粉を使用したそばは「信州そば」と呼ばれ、同県の代表的な郷土料理です。 長野県南部に位置する伊那市の「高遠(たかとお)そば」は、県の特産品である辛味大根のしぼり汁と、焼きみそを溶いたつゆを付けて味わう個性的な信州そばです。