伊豆市の天城山系は年間雨量が3,000㎜~4,000㎜で、日本有数の多雨地帯です。この豊富な雨は、湧水となって伊豆の水わさびを育てています。本地域の畳石式のわさび田の美しい景観や、豊かな生態系、巧みな栽培技術は、「静岡水わさびの伝統栽培」として世界農業遺産に認定されています。水わさびの栽培面積は、本地域が日本一で、水わさび栽培の歴史は250年以上ともいわれています。見学する際はルールを遵守して見学してください。
社寺建築と町家、近代建築が織りなす城西地区の町並み 1917(大正6)年建築の木造2階建で正面にドームを配し、屋根、窓の細かい装飾が特徴の同館は部屋ごとに異なる材質の大理石を使った暖炉があり、国の登録文化財です。 1階にある喫茶はとても素敵な空間で、当時の漆喰の壁に、高い天井の中で「珈琲」の漢字を考案した津山出身の洋学者「宇田川榕菴」にちなんだ 「榕菴珈琲」 も楽しめます。 社寺建築と町家、近代建築が織りなす城西地区の町並みは、2020年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
四季折々の自然美が楽しめる大名庭園 津山藩2代藩主・森長継(ながつぐ)が京都から作庭師を招いて造営された廻遊式庭園。京都御苑内にある仙洞御所(せんとうごしょ)を模して造られました。春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の景観美を楽しむことができます。現在は無料で一般開放されていて、多くの人が訪れています。2002年9月には「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の名勝に指定されました。
愛知県には「日間賀島(ひまかじま)」「篠島(しのじま)」「佐久島(さくしま)」と3つの離島があり、名古屋から日帰りで行ける島として知られています。日間賀島は「たこの島」として知られ、町の至る所にたこのオブジェクトがあり、様々なたこ料理を食べることができます。一方「篠島」は鯛とふぐの島として有名で、「御幣鯛(塩漬けの鯛)」を毎年伊勢神宮に奉納するなど、伊勢神宮ともゆかりの深い島です。
このお祭りは平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。300年の歴史があり、華やかな山車と花火で秩父の夜を彩ります。起源は諸説あり、神社の女の神様(妙見菩薩=女性の神様で北斗七星の神様、養蚕の守神)と武甲山の男の神様(龍神=男の神で水の神様)が、年に一度の逢瀬を重ねたという説。もう一つは、豊作をもたらしたお水を、お山(武甲山)にお返しする祭りだという説もあります。秩父の夜が花火と色鮮やかな山車によって華やかになります。
1753年に創業した老舗の酒蔵。築200年を超える店舗は国指定の有形文化財となっており、一見の価値があります。ここで使われる水は近くの山に降った雨水が地中に深くに浸み込み、長い期間をかけて自然にろ過され伏流水として秩父市内に湧き出した水です。店内では、容器持参で名水の持ち帰りができます。また、常時複数の日本酒の試飲ができ、清酒の種類も多く、他にも甘酒、リキュールも取り扱っています。
樹齢350年を超える杉と石段が続く表参道や国宝の五 重塔が荘厳な羽黒山杉並木。ミシュラングリーンガイド・ ジャポンの3つ星獲得に相応しい美しさです。
「日本で最も美しい村」として認 定されている「伊根の舟屋群」
磐梯山や飯豊連峰を借景としたのどかな田園風景と、 会津武家屋敷などの江戸時代を偲ばせる風景が残る 会津若松市。市のシンボルである鶴ヶ城展望層からは 会津盆地と城下町を一望でき、季節が移ろう度に様々な 自然の姿を見せてくれます。