「かんざらし」は、古くから島原市一帯で作られてきた伝統のスイーツ。かつて島原庶民が米粉にして食べていたくず米を腐らせないため、団子にして湧水のなかで保存し食すという生活の知恵だったものが、やがて、米粉(白玉粉)の団子と蜜で冷たい菓子を作り、夏の来客に振る舞うように変わったものが「かんざらし」の発祥といわれています。団子にかけられている蜜のレシピは家々やお店ごとに異なっており、様々な味を楽しむ事ができるのも魅力の一つです。
宇治抹茶との相性が抜群な古老柿は、茶菓子や正月の縁起物として愛され、宇治の茶文化と深く関わってきました。「孤娘柿」、「ころ柿」とも表現され、「鶴の子柿」という乾燥しやすい小ぶりの渋柿を使ってつくられます。冬に生産され、冷たい風にさらされることで柿の甘みが増します。主に12月中旬~翌年1月くらいまで販売されており、JAや地域のお茶屋さん、スーパーなどで購入することができます。お酒を飲む前に食べると、悪酔い防止や二日酔いを抑える作用もあるといわれています。
森の京都エリアは秋の紅葉や京野菜などの食材でも有名です。その中でも福知山市は栗スイーツの名所でもあります。秋から冬にかけてが栗スイーツの本番。市内にある数々の和菓子、洋菓子店に栗スイーツが並びます。老舗和菓子屋さんに並ぶ栗羊羹や焼き栗きんとんなどの和菓子はもちろん、京都の栗を求めてパリの有名店がお店を出していたりと、まさに栗スイーツの宝庫です。紅葉散策のお供に栗スイーツいかがですか?
毘沙門山から流れる名水から作られた「毘沙門氷」はただの氷ではありません。 毘沙門氷を使ったかき氷はふわふわで、ミネラルもたっぷり。 シロップも地元産農産物にこだわっていて、特におすすめは「トマトシロップ」です。 このかき氷は、秩父山合に位置する観音茶屋で食べることができます。また、店主が毎日丹精込めて製麵している秩父産小麦を使った「新うどん」「新そば」もおすすめです。
秩父に自生する天然のカエデからメープルシロップを作って提供しています。秩父は、カエデの種類のほとんどが自生しているという、日本でも珍しい地域です。 山にカエデを植樹し、樹液を採取して作る 「秩父産メープルシロップ」は大人気商品 です。 日本で初のメープルシロップを製造する小屋であるシュガーハウス「メープルベース」を作りました。メープルベースは、秩父の豊かな森の恵みを五感で感じることができるメープルブランドの発信拠点です。 山の持ち主たちやNPOと連携をして、スギやヒノキの「伐る林業」とカエデの樹液の「伐らない林業」の複合化を目指し、未来につながる森づくりをしています。メープルベースに併設するカフェでは自家製のメープルとパンケーキを味わうことができます。
森と水源を守るため、2つの取り組みをして います。1つは、鳥獣害対策として、シカやイ ノシイなどのジビエ料理を提供。 いのしか亭は安心・安全な食材を使ったジビエ料理専門店です。猪肉、鹿肉を中心としたジビエ料理を食べやすく調理して提供しております。 脂肪分が少なくヘルシーなジビエ料理は特に女性におすすめです。