「日本で最も美しい村」として認 定されている「伊根の舟屋群」
国内最大級のため池「満濃池」や、中世ヨーロッパの古 城を思わせる日本初のマルチプルアーチダム「豊稔池堰 堤」
城西地区には6つの宗派のお寺がありますが、宗派を超えて仏教に親しんでもらう活動を通じて地域の活性化を図るため「若僧会」を結成し様々な地域貢献活動をしています。城西若僧会の案内で重要伝統的建造物群保存地区に選定された城西地区の寺社群を巡ります。普段は立ち入れないお堂やご本尊様を案内してもらえます。抹茶コース、写経・写仏コース、座談・瞑想コースが選択可能です。希望のコースによって案内するルートが変わってきます。
てまり寿司は、京寿司ともいわれ舞妓さんが口紅などにつかないように一口サイズにむすんで食べやすく上品にしあげたものです。そんなてまり寿司づくりが伝統的な武家屋敷を利用した「へき亭」で体験することができます。
煎茶の祖と呼ばれる隠元禅師が開い た萬福寺には、日本では珍しい中国様伽 藍建築が見られます。一面に広がる茶畑、山裾の農家、茶工場 や茶問屋街が一体となった景観は、宇治 独特の気候風土により生み出され、宇治茶 の歴史を織りなしてきました。宇治の景観 は、日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」と して文化的歴史的価値が伝えらえています。
にし阿波の山間の急峻な傾斜畑では、多様 な雑穀が栽培されています。「そば米雑炊」 は、かつて戦に敗れ都(京都)から逃げ延び た武者が、日本人の主食である米のとれな かったこの地において都を偲び、そばの実を 米に見立てて作ったといわれる独特の郷土 食です。
在来のじゃがいも、こんにゃく、岩のように固い豆腐を串 に刺して囲炉裏で焼く「でこまわし」や野山で獲れた「ジ ビエ」など。趣のある伝統的な古民家で囲炉裏を囲み、 集落の人たちと談笑しながら食べる郷土料理に心と体 が満たされます。
「高津川」で獲れる天然鮎を使った『鮎雑煮』は、お正月 に多くの家庭で食べられている郷土料理です。この鮎 は、戦国時代にふるまわれた領主・益田氏の饗応料理 にも出されたと古文書に記されていて、『中世の食』とし て再現料理とともに食べることが出来ます。
落合集落や猿飼集落、西庄集落など、独特の山村景観は、東洋文化研究家アレックス・ カー氏曰く、まさに「桃源郷のような別世界」です。
西中国山地国定公園にある「匹見峡」は、多くの奇岩や 滝など多彩な峡谷美を見せてくれます。