「LOG(ログ)」は、千光寺近くのアパートをリノベーションして再生した宿泊施設、レストラン、ショップが併設された複合施設です。レストランでは、生産者の顔が見える食材をたっぷり使ったメニューが人気で、地元の野菜や瀬戸内の新鮮な魚介類を味わえるイベントや、暦を大切にする昔ながらの暮らしを体験できるワークショップなども開催しています。
ご当地ラーメンの元祖とも言うべき「尾道ラーメン」。広島県の尾道市を発祥で、豚の背脂を浮かせた醤油ベースのスープと、平打ち麺が特徴のラーメンを言い、そのすっきりとした味で、幅広い年齢層から支持されています。市内にはたくさんのラーメン店が並び、お店ごとにオリジナルの味があり、店々の尾道ラーメンを食べ比べるのも楽しみの一つです。
尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」。この海道は日本初の海峡を横断できる自転車道としても整備されました。米国CNN「世界で最も素晴らしい7大 サイクリングコース」の1つに選ばれたことで、世界中のサイクリストから注目されている自転車道です。車の交通量が少なく、初心者でも安心なコースで、瀬戸内海の島々が織りなす絶景を楽しめるスポットとして人気があります。
信州牛は長野県において生育される肉牛のブランドでリンゴを加えた飼料で育てられることから「りんごで育った牛」と呼ばれています。その肉質は柔らかく、香り高い優れた霜降りであることが特徴です。長野県内ではこの信州牛を使ったすき焼きを出す専門店が多数あり、長野県のすき焼きの代名詞となっています。長野旅行の際には是非ともいただきたい逸品です。
南知多は「天然とらふぐ」の産地としても有名で、渥美半島の沖合いは天然とらふぐの好漁場になっています。地元ではてっちりやフグ刺しをはじめとしたふぐ料理を堪能することができます。
南知多の島々は天然の漁港として栄えてきた歴史を持ち、たくさんの漁師たちが住む街です。各島には漁師が営む民宿が数多くあり、新鮮な海の幸をふんだんに使った料理が振る舞われます。潮風の香る港町での民宿ステイを満喫してみてはいかがですか?
「たこの島」と呼ばれるほど良質なたこが獲れることで有名な日間賀島では、たこの干物作りが盛んに行われており、干物作りを体験することもできます。たこのぬめりを取り、干しやすいように包丁で捌いてから天日に干すまでを体験することができます。
愛知県には「日間賀島(ひまかじま)」「篠島(しのじま)」「佐久島(さくしま)」と3つの離島があり、名古屋から日帰りで行ける島として知られています。日間賀島は「たこの島」として知られ、町の至る所にたこのオブジェクトがあり、様々なたこ料理を食べることができます。一方「篠島」は鯛とふぐの島として有名で、「御幣鯛(塩漬けの鯛)」を毎年伊勢神宮に奉納するなど、伊勢神宮ともゆかりの深い島です。
その昔に伊勢神宮を創建したといわれる倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が篠島を訪ね鯛を求められて以来、伊勢神宮と篠島の関係は千年に渡り続いてきました。その関係から篠島は慶長年間に尾張藩の所属になるまで伊勢神宮領でした。今でも狩りは続いており、毎年、「御弊鯛(おんべだい)」という塩漬けの鯛を奉納しております。また、塩漬けや加工をする中手島は今も伊勢神宮の御領地で、篠島と伊勢神宮の約束と伝統は変わらずに守り続けられています。
「えご」は「エゴ草」という海藻を煮溶かして固めたもので、新潟県などにも伝わる郷土料理です。冷蔵庫がまだなかった頃、海のない長野県では、保存性の高い海産物は、不足しがちな栄養素をとるための貴重な食材でした。新潟県から入ってきたエゴ草は、北信地域で売り切れてしまい、長野市や松本市の大きな町までほとんど届かず、長野県の北部を中心に伝わり根付いたといわれています。