リンゴ・ブドウ・モモ等の果樹は、日当たりや水 はけが良い傾斜地で、昼夜の寒暖差が大きいなど、好条件のもとで育てられています。それに加え、ユネスコエコパークに登録された志賀高原からのミネラル豊富な雪解け水で育まれることにより、甘く美味しい果実が実ります。志賀高原の大地が生み出す絶品フルーツをご堪能あれ。
山ノ内町須賀川は北志賀高原の入り口附近に広がる地域で、昔からそばが栽培されており、お祝いや行事の際には手打ちのそばが振る舞われてきました。この地で打たれる「須賀川そば」は、地粉100%でオヤマボクチの葉の繊維をつなぎに使い、コシの強い食感が特徴で、蕎麦処や民宿で出されています。また、千切りの硬めに茹でた大根に、蕎麦粉を水に溶いてかきまぜます。蕎麦粉より大根の量が多いとあたかも蕎麦切りにみえること、短時間に作れることから「早蕎麦」とよばれます。長野県下で作っているのは栄村と山ノ内町の須賀川のみで県外にも見られません。
山ノ内町は長野県内屈指の果物生産地で、志賀高原からの清流と昼夜の寒暖差により甘く美味しい果実が実ります。町内にある農家では季節によりさくらんぼ、ブルーベリー、巨峰、リンゴなど様々なフルーツの果物狩りができます。山内の果物狩りは本場農家で体験できますので、実際に出荷される果物を最も新鮮な状態でお楽しみいただけます。
須賀川そばで知られる長野県山ノ内町では町内の蕎麦処や民宿などで「そば打ち体験」をすることができます。地場産のそばを石臼で挽口ことから始まり、オヤマボクチと言うヤマゴボウの一種の葉をつなぎに使ってそばを打つ、昔ながらの方法で本格そば打ち体験ができます。
山ノ内市内にある竜王マウンテンリゾートはグランピング、ハーブ園、カフェなどがある複合リゾートです。世界最大級166人乗りのロープウェイを使って山頂のSORA TERRACE(ソラテラス)へ向かうと、標高1,770Mに広がる大パノラマを堪能できます。条件が合うと辺り一面が雲海に包まれ、とても幻想的な世界に出会うことも。雲海に浮かぶ朝日は忘れられない光景です。
海外では日本の名物として知られている「スノーモンキー」。実は「温泉に浸かるニホンザル」のことを言うのですが、この景色で有名なのが、長野県北部、志賀高原近くの谷間にある地獄谷温泉郷です。温泉郷内にある「地獄谷野猿公苑」は野生のニホンザルを観察できる公園で、冬になると温泉に浸かるサル達を見ることができ、国内外から「スノーモンキーパーク」の愛称で親しまれています。
信州牛は長野県において生育される肉牛のブランドでリンゴを加えた飼料で育てられることから「りんごで育った牛」と呼ばれています。その肉質は柔らかく、香り高い優れた霜降りであることが特徴です。長野県内ではこの信州牛を使ったすき焼きを出す専門店が多数あり、長野県のすき焼きの代名詞となっています。長野旅行の際には是非ともいただきたい逸品です。
日本最大級のスノーリゾートであり上信越高原国立公 園の中心に位置する「志賀高原」。湯量豊富で開湯 1,300年の歴史を誇る「湯田中渋温泉郷」。有数の豪雪 地帯で、はやそば等の古き食文化が残る「北志賀高 原」。海外で有名になった「スノーモンキーパーク」など、 自然と共生した見どころをご体感ください。