新鮮な鯖を塩と糠で1年近く発酵させた「鯖 のへしこ」。大量に獲れた鯖の保存食として つくられてきました。生鯖と比べて、うまみ成分 のグルタミン酸が8倍にもなり、独特のうまみと 豊かな風味があります。ご飯が何杯でも食べ られる、この土地ならではの郷土食です。
新鮮な海の幸に加え、寿司のルーツといわれる「鯖のな れずし」、小浜や京都のお祭りで欠かせない「鯖寿司」、 小鯛を酢と塩でしめ杉樽に重ねた「若狭小浜小鯛ささ 漬」、身やウロコが柔らかな高級魚「甘鯛の若狭焼」な ど、若狭湾の恵みを損なわないよう調理された料理を味 わうことができます。
海と山に囲まれた土地にある「田烏 の棚田」では、日本の原風景を眺めることができます。海 岸を進むごとに、変化に富んだ風景が待っています。
わかめ漁やたこかご揚げ漁などの「漁師体験」、鯛を釣 り・捌き・食べる「命をいただく体験」、マイ箸をつくる「箸研ぎ体験」、郷土料理を自分で作る「調理体験」など、若狭湾の恵みを味わい、漁業集落の暮らしを知る体験メニューが充実しています。
若狭湾に広がる長さ6キロの断崖美と奇岩・洞門である 「蘇洞門」は、米CNNが日本の最も美しい場所の一つと して選んだ地。