音戸のスペシャルティは牡蠣です。音戸の清浄海域は牡蠣の養殖に大変適していて、音戸の牡蠣のむき身生産量は日本一を続けています。「牡蠣飯」は大振りの牡蠣と野菜の炊き込みご飯で、牡蠣生産者のまかない飯だったのが今では伝統の郷土料理となっています。
スターシェフたちが創作した「牡蠣特別メニュー」である「牡蠣の握り寿司」、「牡蠣の巻き物」、「牡蠣のエスカベーチェ」などは進化形の牡蠣食であり、「伝統×進化」の音戸産牡蠣の魅力的な食文化がインバウンド、とりわけ牡蠣の嗜好の強い外国人に提供されます。
音戸と本土呉市の間には、厳島神社(宮島)を建立した平清盛が開いた「音戸の瀬戸」を挟んで2本の橋が架り、狭い瀬戸を多くの船が行き通います。瀬戸内海有数の自然景観が織りなす音戸にはゆったりとした時間が流れ、海の香り、波の音、風の音、船の音に心が奪われます。
倉橋島の最も高い山、標高400mの火山。7合目までは自転車や車で上がり、そこから徒歩で10分。頂上からは息を飲む瀬戸内海の眺望を独り占めできます。
観光要素を組み込んだ野外スポーツの牡蠣ロゲイニング。設定されるチェックポイントのうち3つで牡蠣特別メニューが提供され、参加者はそれらを食べて楽しみながらチェックポイントを回り、得点を集める。終了時には音戸産牡蠣の食べ放題イベントも併せて行い、牡蠣とスポーツをとことん楽しむ。
寿司職人直伝のグルメカレッジでは、職人から手ほどきを受けて自分で寿司を握り、食べる体験をします。寿司のネタは音戸産牡蠣と瀬戸内海の新鮮な白身の魚、こんなワクワクの体験はここ音戸だけ。
音戸・倉橋地区のレストランやカフェで、牡蠣めしや牡蠣特別メニューを食べながら、瀬戸内海の美しい自然景観をめぐる「食」と「健康」をハイブリッドにした新しいサイクリング「空と海に溶ける島めぐりサイクリングツアー」を楽しむ。
瀬戸内の気候は温暖で日照時間が長く、柑橘の栽培に適していたため、海風が吹き陽光降り注ぐ斜面全体を使った柑橘類の栽培が盛んになりました。尾道市で栽培される柑橘類の種類は、レモン、温州みかん、はっさく、夏みかん、ネーブル、あんせいかん、デコポン、清見など多種に渡ります。 尾道市瀬戸田町にある通称「レモン谷」では日のあたる斜面に植えられたレモンの木があり、初夏に咲く花とそして冬から春にかけて稔る黄色いレモンの実を見ることができます。
「LOG(ログ)」は、千光寺近くのアパートをリノベーションして再生した宿泊施設、レストラン、ショップが併設された複合施設です。レストランでは、生産者の顔が見える食材をたっぷり使ったメニューが人気で、地元の野菜や瀬戸内の新鮮な魚介類を味わえるイベントや、暦を大切にする昔ながらの暮らしを体験できるワークショップなども開催しています。
ご当地ラーメンの元祖とも言うべき「尾道ラーメン」。広島県の尾道市を発祥で、豚の背脂を浮かせた醤油ベースのスープと、平打ち麺が特徴のラーメンを言い、そのすっきりとした味で、幅広い年齢層から支持されています。市内にはたくさんのラーメン店が並び、お店ごとにオリジナルの味があり、店々の尾道ラーメンを食べ比べるのも楽しみの一つです。