古民家に宿泊し、雪遊び。そして温泉と地元の食材や 地酒に舌鼓をうてば、忘れられないひと時となるでしょう。
「死ぬまでに日本に行くべき30の理由」の第1位に選ば れた「星峠の棚田」など日本の原風景を楽しむことができます。
十日町を代表する郷土料理は「へぎそば」です。つるつるとした喉越しと、しっかりした歯ごたえがあります。日本各地にはさまざまなそばが存在しますが、へぎそばの最大の特徴は、作る工程で生地を伸ばす際、つなぎに「布海苔(ふのり)」という海藻を使用する点です。そばを茹で、器に盛る際は、手を振りながら茹で上がったそばを束ねて盛り付けていきます。
雪国は長い冬に備えるため、一年中、冬を意識して生活します。雪解けととも に春に採れる山菜を春に保存し、夏に採れる野菜は夏に保存、秋はきのこを保 存……というように。保存方法は塩漬けにしたり、乾燥させたりして貯蔵しま す。そして冬が訪れると、貯蔵していたものを煮たり、炒めたり、汁物にする などして利用します。
雪国・十日町の郷土料理は、地酒との相性も抜群です。 十日町の酒蔵は規模が小さいため、地元以外にはほとんど流通しません。 ここでしか味わえない食と酒を、ぜひ十日町で堪能してください。
里山の風景の中に 現代アート作品を展開する大地の芸術祭。里山全体が 美術館となり、200以上点在する現代アートを道しるべに、日本の原風景を楽しむことができます。
十日町市は、全国屈指のきものの総合産地。毎年行わ れるきものまつりをはじめ、工場見学では染・絵付け・織 の体験など、きもの文化に触れることができます。