「茶汁」はお茶農家の方が野外でも手軽に食べられる食事として代々伝わってきました。野菜と干物に煎茶をかけていただくお茶漬けのようなものですが、味付けや具材は各家庭などによって異なります。また、「江戸時代から続く郷土の料理」として、文化庁の事業「100年フード」に認定されています。宇治田原町では郷土食文化を伝える一環として学校給食にこの茶汁が採用されているそうです。