「南無妙法蓮華経」の題目をお題目を唱える日蓮宗の伝統的な修行法です。覚林坊では本堂で手を合わせ、お題目を繰り返すことにより、瞑想し、1人でも多くの方でも仏教的体験が出来ます。
身延山の山頂に位置する奥の院・思親閣は、日蓮聖人が故郷の両親を偲んで祈りを捧げた聖地です。標高1,153メートルにあり、ロープウェイで気軽にアクセス可能。境内からは、天候に恵まれれば雄大な富士山が正面に望め、その絶景は訪れる人の心を打ちます。自然と信仰、眺望が一体となった、身延を象徴する特別な場所です。
御廟所は、日蓮聖人が晩年を過ごし、荼毘に付された地に建つ霊域で、今も多くの信者が祈りを捧げに訪れます。深い森に囲まれた静寂な空間は、神聖で特別な気配に包まれています。一方、久遠寺の正門である三門は、江戸時代に再建された荘厳な木造建築で、高さ約21メートル。その迫力ある佇まいは、訪れる人々を非日常の世界へといざないます。
身延山久遠寺は、日蓮宗の総本山として鎌倉時代に開かれた、信仰と歴史の聖地です。杉木立の中に佇む壮麗な本堂や五重塔、287段の石段を登った先に広がる荘厳な空気は、訪れる人の心を静めます。春はしだれ桜、秋は紅葉が彩りを添え、四季折々の表情も魅力。朝のお勤めや写経体験では、日本の精神文化に触れる特別な時間が味わえます。
この地域唯一の酒蔵のあった跡地に古民家を活用したカフェを文化庁100年フードを取った、ほうとうパスタをはじめとした地域の食材を活用したスイーツやドリンクが名物。
身延山中興の祖、日朝上人霊跡覚林坊のゆば料理、身延のゆば、GIあけぼの大豆をふんだんに使った精進会席と地域資源を活用した「おてらんち」を提供している。
身延町特産のあけぼの大豆(GI)の畑で、収穫体験とその場で鍋茹でし、あけぼの大豆の枝豆を味わう体験をしていただきます。
伊豆地域の水わさび産地は、標高1,406mの万三郎岳を頂点とする天城山系の渓流沿いに広がっています。この地域の水は、これらの山々に降った雨水が、噴火堆積物である軽石や石英安山岩の層を抜けてきたもので、水量、水温、養分ともに、水わさび栽培に最適と言われ、明治時代から始まった「畳石式わさび田」による伝統的な農法は世界農業遺産に認定されています。静岡県内最大の産地として例年、農林水産大臣賞や林野庁長官賞を受賞するなど、品質は国内トップレベルであることは間違いなく、出荷先も関東圏、中京圏、関西圏などほぼ全国に行き渡り、知名度も抜群に高く、料理人からも高い評価を得ています。
静岡県東部を代表する西浦みかんは、沼津市西浦・内浦・静浦地区で栽培されており、その中でも「寿太郎温州」は昭和50年に沼津市西浦の山田壽太郎氏が「青島温州」の枝変わりとして発見したものです。寿太郎みかんは12月に収穫後、貯蔵庫で約2ヶ月間貯蔵することで糖度と風味が増加し、2月から3月にかけて市場出荷されています。寿太郎みかんは、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」にも登場することから、主要登場キャラ・高海千歌(たかみ ちか)の描かれたオリジナルデザインダンボール箱で数量限定出荷も行われています。
「大淵笹場」は富士山南麓、静岡県富士市の大淵地区にある茶園です。この場所は森に囲まれ、昔ながらの景観が保持されており、その風景写真は静岡県知事室や富士山静岡空港、JR東海の静岡県の告知や大手飲料メーカーのCMなど多くの場に使用されているなど、まさに日本を代表とする富士山と茶園の景勝地となっています。富士の茶は、温暖な気候、地形、土壌は茶栽培に適しており、その恵まれた環境で育まれたお茶は味、香りともに高品質で、消費者から高い評価を得ています。