雲仙市南串山町は丘陵池で低地が乏しかったため、丘陵に沿った形で畑を作る「棚畑」が広がる独特の景色が広がっています。「棚畑展望台」ではこの整然とした棚畑約800枚が一望できるフォトスポットとしても有名です。長崎県だんだん畑10選に選ばれたこの棚畑では日本で有数の生産量を誇るじゃがいもが栽培されています。
愛知県には「日間賀島(ひまかじま)」「篠島(しのじま)」「佐久島(さくしま)」と3つの離島があり、名古屋から日帰りで行ける島として知られています。日間賀島は「たこの島」として知られ、町の至る所にたこのオブジェクトがあり、様々なたこ料理を食べることができます。一方「篠島」は鯛とふぐの島として有名で、「御幣鯛(塩漬けの鯛)」を毎年伊勢神宮に奉納するなど、伊勢神宮ともゆかりの深い島です。
茶葉生産量の約4割を誇っている京都府の中でも山城地方は日本茶の高級ブランド「宇治茶」の産地として有名で、この地方の谷間や丘陵には広大な「茶畑」が広がっています。「石寺の茶畑」は京都府の景観資産第1号にも指定されている他、日本遺産にも認定されている風景で、さまざまなお茶の話題には必ず登場する「茶畑の原風景」ともいえる場所です。
トロッコ列車はトロッコ嵯峨駅から亀岡駅までの7.3キロを約25分間で結ぶ観光列車です。山陰本線の旧線を活用したコースで8つのトンネルを抜けながら保津川渓谷沿いの雄大な自然をたっぷりと堪能できます。四季折々の風景を楽しむことができ、春の山桜や秋の紅葉などは特に美しく自然観光にもおすすめです。
「芦生原生林(あしうげんせいりん)」は京都府と福井県・滋賀県に接した由良川の源流部で、「美山かやぶきの里」として知られる京都府南丹市美山町にある4179.7ヘクタールに渡る広大な原生林です。「芦生の森」とも呼ばれる一帯は「京都丹波高原国定公園」として指定を受けており、入林時の人数などの制限があります。ブナの原生林や日本の原風景を見ることができる関西では数少ない貴重な原生林です。
お茶はおもてなしの席はもちろんですが、日本人の日常生活に根付いています。緑色の見た目や香りは気持を和らげ、食事の味を引き立てる役割もあります。 日本一のお茶どころとして知られる静岡県。お茶づくりに適した気候風土や高い生産技術などにより、全国の茶園面積の約40%を占めています。
日本の中部地方に位置する岐阜県。下呂市馬瀬(まぜ)地域は、岐阜県のほぼ中央にあり、村の面積の95%以上は山林です。森は豊かな水源でもあり、村を流れる馬瀬川は、清流に生息するアユなど川魚の漁場となっています。
冬の寒さにより凍った湧水で作られる冬の雄大な自然のオブジェで、河川の源流近くに出現します。吊り橋から見る場所やライトアップされる場所もあり、氷の芸術を様々な視点で楽しめます。車での移動の際は氷結にご注意ください。
船頭さんと一緒に日本の自然の代名詞が味わえる川下りを体験できます。日本ならではの急流や山の自然を鑑賞しながら、まるでラフティングのような体験です。 冬には、穏やかな川をこたつ舟で周遊できます。船の中にこたつを設置し、温まりながら、「長瀞」の“岩畳”を鑑賞できます。
秩父のターミナル駅である、西武秩父駅から500mの距離にある春の名所となる公園です。公園は丘になっていて、秩父市街地を一望できたり、春には辺り一面が芝桜で鮮やかにピンク色に包まれます。桜は10品種ほどあり、花の色のグラデーションも楽しめます。