十日町市
十日町市
豪雪が織りなす食と美の極み ‒ 雪国とおかまち
毎年山沿いで3~4メートル、市街地でも2メートル前後の雪が積もり、 1年の半分を雪で覆われる世界一の豪雪地・十日町市。 日本最古の国宝である火焔型土器に象徴される美しき里山文化の始まりは、 約5千年以上前にさかのぼります。豪雪地ならではの郷土食を、 古来より育まれてきた里山文化の歴史を紐解きながら味わうことができます。
おすすめスポット
周遊ルート
豪雪に育まれた雪国文化を体感する旅
1日目
「十日町市博物館」で歴史や文化を学ぶ
「縄文時代と火焔型土器のクニ」「織物の歴史」「雪と信濃川」の3つの常設展示ルームからなる博物館。十日町市の歴史や暮らしを知ることができる。
雪国の伝統食「へぎそば」を味わう
布海苔という海藻をつなぎに使い、「へぎ」と呼ばれる器に一口ずつ盛りつけたそば。強いこしと歯ごたえ、ツルツルとしたのどごしが特長。
日本の伝統美「きもの」の工程を見学・体験する
「きものの青柳」では、友禅染めや絞り染めの全ての工程を見学できる他、絞り染めや摺り友禅の体験もできる。
日本三大薬湯「松之山温泉」で心も体も温まる
薬効の高さから草津、有馬と並ぶ日本三大薬湯に数えられる。源泉は1200万年前の化石海水と言われ塩分が豊富に含まれるため冬でも湯冷めしにくい。
2日目
「美人林」で心美人になろう
樹齢約100年のブナの木が立ち並ぶ林。ブナの立ち姿があまりに美しいことからいつしか「美人林」と呼ばれるようになった。
雪国ならではの「田舎ごっつお」に舌鼓
瀬戸渓谷近くにひっそりと佇む「せとぐち」では、囲炉裏を囲んで、雪国の伝統的な保存食やジビエ料理を堪能できる。
日本三大峡谷「清津峡渓谷トンネル」で映え写真を撮影
黒部峡谷、大杉谷と並ぶ日本三大峡谷の一つ。最奥のパノラマステーションでは、V字型に切り立った岩山が水鏡に映った幻想的な写真を撮影できる。