農村の暮らしそのものを体験できる「農村民泊」、湯治文化を食で体験できる「地獄蒸し料理体験」、宇佐神宮の特殊神事「行幸会」をテーマとした歴史体験できます。
神楽料理は夜神楽の際に、地取れの食材を 使った煮しめや巻き寿司などを盛り合わせて 振る舞われます。また、竹の器に鶏肉などを 詰めて蒸し焼きにした「かっぽ鶏」、竹筒で沸 かした「かっぽ酒」、鶏肉とごぼうで出汁を 取った「神楽うどん」も欠かせません。
椎葉村では国内でも珍しい焼畑の文化が残り、そこで 栽培されたソバやヒエなどを使った絶品の焼畑料理が 味わえます。
名勝「高千穂峡」のほか、日之影町の「戸川棚田」や、椎 葉村の「仙人の棚田」など、先人の米づくりへの思いを 感じる絶景が広がっています。
高千穂町では、夜神楽を鑑賞しながら神楽料理を、椎葉村ではそば打ち体験を含めた焼畑そば料理を堪能できます。日之影町では森林セラピーやわら細工体験、諸塚村ではシイタケの収穫体験などが楽しめます。
愛媛県が生産量日本一を誇る養殖マダイへの「餌やり&船釣り体験」、産地ならではの楽しみ方・体験が揃っています。
八幡浜では1918年からトロール漁業(沖合底びき網漁業)がはじまり、多種多様な魚を原料とした魚肉ねり製品 の製造が発展してきました。ホタルジャコなどのいわゆる “雑魚”を使った「じゃこ天」が有名で、市民のソウルフー ド「八幡浜ちゃんぽん」の具材にもなっています。ジャリっ とした食感の中に広がる旨みが特徴です。
海岸線近くから山の頂上付近まで連なる段々畑の景観 は、日本農業遺産に選定された「愛媛・南予の柑橘農業 システム」の大きな特徴で、八幡浜市内各所でみること ができます。中でも向灘の段々畑は「四国八十八景」に も選定されており、壮大のひと言です。道の駅「八幡浜 みなっと」の目の前に広がります。
宿泊施設、レストラン、ショップが併設され た複合施設「LOG(ログ)」は、千光寺近く のアパートをリノベーションして再生。レスト ランでは、生産者の顔が見える食材をたっ ぷり使ったメニューが人気です。地元の野 菜や瀬戸内の新鮮な魚介類を味わえるイ ベントや、暦を大切にする昔ながらの暮ら しを体験できるワークショップも開催してい ます。
「中世からの箱庭都市」と呼ばれる尾道市 は、寺社仏閣が立ち並ぶ歴史的景観に、 市民の暮らしが自然と溶け込んでいます。 文豪志賀直哉が滞在した旧居や、名匠小 津安二郎監督「東京物語」のロケ地は、名 作のワンシーンとして今も変わらぬ景色を 見せてくれています。