秩父を酒どころとして一躍有名にしたのがベンチャーウイスキーの「イチローズモルト」です。国内外で高く評価されており、人気のあまり手に入りにくい時期もありましたが、最近は秩父地域の酒販売店なら購入しやすくなっています。 WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)を7年連続で受賞している、通に人気のウイスキーです。 秩父の中心地には「ハイランダーイン秩父」をはじめ、イチローズモルトを味わえるバーがたくさんあります。夜の街ブラもたのしむことができます。
かつて豊国(とよのくに)と呼 ばれた当地は守江湾の「牡蠣」や姫島「車えび」、日出の 「城下かれい」、日本一の生産量を誇る「乾しいたけ」など、海の幸・山の幸に恵まれた実り豊かな地域です。
高千穂郷で産まれ、きれいな水と空気 の中で育ったブランド牛「高千穂牛」は、柔らかく脂に甘 みがある最高級牛肉。芳醇な味わいは別格です。
八幡浜ちゃんぽんは、鶏がらやかつお、昆布などでダシを取ったあっさり風味が特徴です。市内の多くの飲食店で提供され、八幡浜市民のソウルフードとなっています。
宇佐神宮の幻の神事「行幸会(ぎょうこうえ)」の食について、古の記録を参考に特産品を用いた現代版「行幸 会の道おもてなし料理」として再現し、地域ならではの 食の開発を進めています。
神楽料理は夜神楽の際に、地取れの食材を 使った煮しめや巻き寿司などを盛り合わせて 振る舞われます。また、竹の器に鶏肉などを 詰めて蒸し焼きにした「かっぽ鶏」、竹筒で沸 かした「かっぽ酒」、鶏肉とごぼうで出汁を 取った「神楽うどん」も欠かせません。
椎葉村では国内でも珍しい焼畑の文化が残り、そこで 栽培されたソバやヒエなどを使った絶品の焼畑料理が 味わえます。
清流「紀の川」とともに、地域の農業発展に寄与してきたのは、 古くから農業者の食を支えてきた「茶粥」。茶の心地よい苦味 と、米の味が調和した風味豊かな粥です。現在では「おかいさ ん」の愛称で親しまれており、紀州の食卓に根付いた郷土食と して受け継がれています。
観光農園や収穫体験などでは生果の美味しさを伝え、 ジャムなどの加工品や寿司、パスタ、菓子などのフルーツ を使ったオリジナル料理を提供しています。「食育のまち・ フルーツのまち」として、フルーツの魅力を発信していくイ ベントなども開催しています。
「高津川」で獲れる天然鮎を使った『鮎雑煮』は、お正月 に多くの家庭で食べられている郷土料理です。この鮎 は、戦国時代にふるまわれた領主・益田氏の饗応料理 にも出されたと古文書に記されていて、『中世の食』とし て再現料理とともに食べることが出来ます。